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「対話」によりインサイトを表出させる

<トークの目>通信 2017.11.16

マーケティングリサーチ・市場調査会社の株式会社トークアイです。

ハロウィーンが終わったと思ったらクリスマスですね。
冬らしい寒さの日も増えてきて、クリスマス気分も徐々に盛り上がっています。
ハロウィンは街で盛り上がり、クリスマスは家族や友人と家でゆっくりというのが流行りだとか。
そんなグッズが街を彩っています。

そんな流行の発信地表参道から、
リサーチに役立つ情報をお届けいたします。

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  ■□ 「対話」によりインサイトを表出させる □■
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トークアイは「人と対話するマーケティング・リサーチ・カンパニー」を謳っています。
数年前に会社のアイデンティンティーを考えるワークショップを社員全員で行い、
自分たちのありたい姿、会社の特徴を表すメッセージとして決めました。

この「対話」、
弊社で行うワールドカフェという会議の手法を使ったワークショップ型の調査の
根幹をなすものです。

ところで、「対話」、「雑談」、「議論」、この違いはなんでしょう。
この違いを「ダイアローグ対話する組織」(中原淳・長岡健著)の中で
「場の雰囲気」と「話の中身」として整理しています。

場が、「自由なムード」なのか「真剣なムード」なのか
中身が、「たわむれのおしゃべり」なのか「真剣な話し合い」なのか
その組み合わせで考えています。

雑談は「自由」×「たわむれ」、議論は「真剣」×「話し合い」なのに対し、
対話は「自由」×「真剣」で成り立つ話し合いの場です。

場が自由であることで、
「こんなこと言ったらどう思われるか」「こんなアイデア現実的でないな」
など気遣いせずに会話が進みます。
一方で、話し合いは真剣なので、
いい加減な内容や脱線に陥ることなく、
テーマに集中し、あれこれ思考を巡らすことになります。

人と話をしていると、自分の考えが整理される経験ってありますよね。
それを引き起こすように場づくりすることが重要です。

「へー、そうなんだ」「なるほど!」「だとしたら!」という思考が、グルグル回って、
自分自身を内省し、実は思っていたけど表に出していない気持ちや、
自分でも気づいていなかった思いにたどり着きます。

そして、そういう「対話」は楽しいのです。
ワークショップに参加した人は大抵、「楽しかった」と言って帰ります。
ポジティブな思考は発想をゆたかにします。
ゆたかな発想は、自分の思いを広く大きく捉えます。
気づいていない自分の思いに気づくことは楽しいのです。

そんな「対話」を使ってインサイトを表出させることに取り組んでいます。
既にこの5年間で100回以上のワークショップ型調査を通じて
たくさんの経験知、事例があります。

▼詳細はこちら▼
https://www.talkeye.co.jp/services/technique/

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  ■□ 表参道・原宿周辺情報 □■
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表参道と言えばイルミネーションが有名です。
最近はいろいろなところで実施されるため、
イルミネーション=表参道ではなくなっていますが、
途中の中断があるとはいえ、
1991年から続く表参道のイルミネーションは老舗の輝きです。

今年は11月30日(木)~12月25日(月)、日没~22:00まで。

実は準備は10月から進んでいて、
10月末から何度か会社帰りにイルミネーションのテスト点灯に出会っています。

ここ数年気候が暖かいため、
まだ緑の葉をつけたケヤキにイルミネーションという感じで違和感がありましたが、
今年は紅葉も進み、
冬らしい凛とした美しさのイルミネーションになりそうです。

日没で点灯される瞬間に出会うと幸せな気分になります。
最後消える瞬間っていうのもまた、うれしい感じです。

そんな瞬間や堂々と煌めく時間帯でも、是非見に来てください。

表参道にお越しの際は、よろしければ弊社にもお立ち寄りください。