最近、朝夜の肌寒さが少しずつ増していることに、秋の訪れを感じています。そうした季節の変わり目に、今年の夏の出来事を振り返ってみると、特に山登りに出かけることが多かった印象です。
きっかけは、7月下旬の某音楽フェスに参戦する際に、トレッキングシューズとレインポンチョを購入したこと。「折角買ったんだから、眠らせておくのはもったいない!」と、軽い気持ちで山登りを始めましたが、自然も運動も好きな自分にとっては相性の良いアクティビティで、この2カ月の間に4峰ほど登頂しました。
そんな登山初心者の自分がふと気になったのが、「山道での挨拶」。山では登りと下りですれ違う際に、挨拶を交わすことが暗黙のルールとなっているのですが、どうしてこのような文化が定着したのでしょうか。登山好きの知人は「いざという時に助け合うため顔見知りになるんじゃない?」と言っていましたが、確かにその説も一理あると思います。他にも、「登山中の辛さを支え合うために」とか、「周囲の存在への気づきが、ポイ捨てなどの抑止力になる」など、調べてみると色々な意見に出会いました。
この「山道での挨拶」という行動1つをとっても、もちろん様々な理由がその行動の背景にありますが、そうした別々の背景が重なり合う”ちょうどよいところ”がこの暗黙のルールとなって山に定着したのだろう、、、と秋の夜長につらつらと考えてしまいましたが、日常生活の中にも気にしていないだけで、色々な暗黙のルールはありそうですね。(見つけたらブログの題材にしてみようかと思います。多分。)
これからさらに季節が深まり、装いの違う景色に出会えることに期待しつつ、夏に付いた靴の汚れを一度落とそうかなと思います。
(YO)