メールマガジン

2020年市場調査動向・予測

2020年1月15日配信

皆様、今年初めてのメールマガジンになります。
今年の年末年始は、暦の関係で長期のお休みになった方も多いのではないでしょうか。わたしは年末から風邪をひいて寝正月でしたが、新年早々、世界では様々な事件が起きていますね。
今年も、世界のリサーチ関連情報をお届けいたします。
マーケティングリサーチ業界のソートリーダー(Thought Leader)、レイ・ポインター(Ray Poynter)氏がブログで、2020年にリサーチャーがするべき6つのことを提案しています。
https://newmr.org/blog/six-things-for-2020/
その中から、興味深い提案を三つピックアップしました。
1. ストーリー発見スキルの改善
データの視覚化とストーリーテリング技術の改善に伴い、プレゼンテーションの重要性が増している。プレゼンテーションの技法が進化する一方で、データの中にストーリーを発見する方法の重要性が増してきている。
2. 定性調査の真の役割を理解する
様々なソースによると、データ量が増え続ける現在でも定性調査の重要性は増している。しかし真に価値のある定性調査を求める声が大きくなる一方で、そのためには調査課題をよく理解した、スキルを持った専門家が必要となる。
3. 人間中心の考え方
ブランドや組織を人間に見立てる(人間化)という考え方がよく聞かれるようになる。企業はブランド理解における「地動説」(ブランドが人の周りを回っている)という現実に気づき始めた。マーケティングが、製品から顧客、そして人間中心の考え方に変化する一方で、将来においてリサーチャーに必要なのは「人間」理解のための知識になる。
アメリカの調査業界サイトGreen Bookブログの編集長レオナルド・マーフィー(Leonard Murphy)が、業界の識者による2020年の予測を発表しています。
https://greenbookblog.org/2019/12/23/37-insights-analytics-leaders-share-their-2020-predictions/
 技術革新やAIによるデータ処理の自動化、人間中心の考え方の浸透、定性調査の革新、個人データ利用規制の強化等、調査業界の大きな変化を予想する声が多く寄せられています。
トークアイは、2020年も、世界の調査トレンドをフォローするとともに、企業の製品開発の様々な場面において、効果的なアシストができるように努力してまいります。

 ■□ 表参道・原宿周辺情報 新春編□■
表参道 Cinq Avenue (旧ビストロ・ル・マン)
フレンチベースのフュージョン料理。ランチは洋食テイストの大皿料理で、特に「エビライス」が人気。ガッツリ食べたい人にはオムハヤシまたはハンバーグプレートがお勧め。
渋谷区神宮前5丁目12-7
番外編
はらじゅく時計宝石修理研究所
国内外問わずどんな(腕)時計や宝石でも修理の相談にのってくれるという専門店。スイス、ベルジョン社による日本初のコンセプトショップだそうです。
渋谷区神宮前1丁目22-1