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立場を換えてみることの難しさ

<トークの目>通信 2023.9

マーケティングリサーチ・市場調査会社の
株式会社トークアイです。

私の周りではTBSドラマ「VIVANT」の考察で盛り上がっています。
もうすぐ最終回。
数々の伏線がどう回収されるか。
どういう結末を迎えるかよりも、
それぞれにどんな意味があったのか確認したいという気持ちが強いような気がします。
答えを求めたがる時代だから、
このドラマのテーマよりもそういう伏線回収に興味が行ってしまいがちです。
でもこのドラマのテーマは、現代社会の構造問題と家族愛だと思うのです。
テーマにも注目したいですね。

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■□ 立場を換えてみることの難しさ □■
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「相手の立場に立って考える」ということは、子供の頃から言われることです。
仕事でも、「客の立場に立って考える」ということは何度も言われます。
大事だけど、なかなかできないからそういわれるのだと思います。

調査結果を素材に商品開発のワークショップを実施する
ときも、視点を変える、立ち位置を変えるということを
いろんな形で行います。
でも、開発側の立場からなかなか抜け出せないので、
シーズ発想であったり、制約条件が先に立ってしまったりします。

インタビュー調査の「インタビューフロー」づくりでも、
相手の立場=対象者の立場 で考えることの大事さ難しさを感じます。

JMRAの新しい講座として実施したインタビューフロー作成講座を講師サポートの立場から見ていて、
聞きたいこと、知りたいことは色々出てきても、
それをフローに落とし込むことは難しいものだと改めて感じました。
インタビューフローは定量調査のOAの羅列ではなく、”フロー”なので、
どんなことをどんな順番で聞くことで、聞かれた側が想起しやすくなるかが大事です。

問いは正確に答えてもらうための設問ではなくて、思考を開始し、広げていくための入り口です。
そう問われたらなんて答えるのか、その問いを受けたらどんなふうに頭が動き出すか、
思考が広がるか、深まるか、そういうことを行ったり来たりしながら考えるのが
インタビューフローづくりです。

色々聴きだしたい立場と聴かれる立場、相手の立場に立つというのは、一方に完全に身を寄せずに、
両方の立場に足をかけながら行ったり来たりを繰り返すことではないかと思いました。

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■□ 表参道・原宿周辺情報 □■
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■ティファニー表参道
弊社からほど近い、アップルストアの並びの結婚式場アニヴェルセル
の低層階がティファニーになりました。
表参道を歩いていると目に留まるあのおしゃれな感じのオープンカフェ
があったところです。
オープニングセレモニーはとてもはなやかな感じで、
多くの芸能人もおしゃれな姿で来ていて、たくさんの人で賑わっていました。
シックなドレスに身を包んだ背の高い男女が颯爽としている横を
通勤用のリュック背負って歩くのはちょっと気が引けました。

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