トークアイのワークショップ
「仮説に基づいた質問」から「対話を通した深いインサイト」へ
みんなの商品開発会議®
会議手法であるワールドカフェを活用したアイデア抽出のためのコミュニティー型リサーチ「みんなの商品開発会議」です。カフェの雰囲気で気楽に素直にテーマに対して話し合うことで考えを“拡散”。グループインタビューなどと組み合わせることで、拡散した考えを”収束”していきます。生活者に尋ねるのではなく、観察するのでもなく、一緒に考えるという新たなアイデア探索、ニーズ探索の方法として活用されています。
*「みんなの商品開発会議」は株式会社トークアイの登録商標です。商標登録第5638945号
トークアイが開発した対話ベースの調査手法「みんなの商品開発会議」では、自由に安心して話ができる場を設計すること、テーマや問いを共有することで参加者全員が課題について考える当事者となること、対話を通じて参加者同士が一緒に考えることで、参加者間の会話の質が変化し、内省と探求が生まれます。
インタビューによって潜在意識を探る、インサイトを見つけるなど生活者の深層心理に迫るとき、対象者は受動的であり、探る側に何らかの仮説や構成的に考えた問いが存在することが多いと思います。
みんなの商品開発会議では、このような関係を取り払うことで自由度が高くなり、偶発性が許容され、冗長的な発言を引き出します。調査対象者が自発的に頭を使うことで、調査対象者自身が内省的探求を始めます。
「みんなの商品開発会議」は問う側が潜在意識を引き出すのではなく、対話による相互の内省を通じてインサイトを創造しようというアプローチです。
- 新商品のアイデアを考えるのに通常のFGIでは発想の広がりがない
- 社内関係者だけで「できる・できない」から発想してしまうので、素人の発想を取り入れたい
- アイデアを絞り込むための時間がない、絞り込むための消費者の意見を集中的に聴きたい
- これまでは社内でふるいにかけていたアイデアを消費者の意見も踏まえて絞り込みたい
- 老若男女色んな属性の人にいっぺんに話を聴きたい
- 理屈っぽくない男の気持ちを捉えたい
- シニアが感じているワクワク感を捉えたい
- 言葉では表現できない感性や感覚を捉えたい
- 同じ消費者に継続的に開発商品の評価をしてもらいたい。それに相応しい対象者を選び、良い関係を作っておきたい。
- ワールドカフェで、「問い」についての「対話」を繰り返すことにより、生活者とともに今ある問題およびあるべき未来への理解と気付きを深めます。(拡散フェーズ)
各種グループワークと個人ワークを効果的に取り入れることによって、気付きの収穫と整理を適宜行います。 - ワールドカフェ終了後、カフェに参加したスタッフを中心に振り返りを実行し、気付きを共有するとともに、今後の方向性についての合意形成を行います。(収束フェーズ)
- 必要に応じて、カフェで得られた様々な気付きをブラッシュアップしたり、アイディアを絞り込むためにフォーカスグループインタビューを行います。(カフェの参加者を再リクルートすることも可能です。)
テーマの世界観への導入
・自分のお気に入りの場所の写真を持って来る
・テーマに合わせて実際に買ってくる
・テーマに合わせた場所に行って観てくる
・自分のお気に入りのファッションで来る
・憧れの人の写真を持って来る
などなど
思考を広げる
・発想トリガーカード
・雑誌切り抜き
・カードへの書き込み
・初めての道具を使ってみる
・学習する
・インプロ
などなど
テーマを深める
・年表を使って歴史を振り返る
・関連する商品をたくさん呈示する
・タブレットを使って検索する
・飲みながら・食べながら・使いながら
などなど
考えをまとめる
・アイデアシート
・手紙
・コラージュ
・投票
・イラスト
・物語
などなど
- 老若男女一緒に参加できるのがおもしろい
- テーマに応じた柔軟な設計ができるのがいい
- 初めて会った人とでも親しく話せるのにはビックリ
- 普段表に出せない自分の考えを言えて楽しい
- 眠っていたアイデアにスイッチが入る感じがする
- 自分のアイデアが対話を通じてまとまってくる感覚が快感
- 対話が対話を呼ぶ感じ
- 属性や階層を超えた対話が可能になる
- まさに大勢と話をしている感覚
- 知恵を共有できる
- 参加者にとってとにかくおもしろい
- テーマはあるが自由に話せる、って言う意味がわかった
- 場の一体感を感じる
- 他の視点による気付きが得られるのが刺激的
- シンプルな質問が深みを増す
- この対話の時間だけは仲間になれている感じ
- 普段と違う脳みそ使って疲れたけど心地いい