対象者情報: 豊島区で子ども食堂を4か所運営するNPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワーク理事長
「子ども食堂」のことは聞いたり、見かけたりすること多くなりましたが、実際に運営されている方の話は初めて聞きました。
その原動力は「おせっかい」
子どもを孤立させないという思いが、地域で見守るという広がりを作り、行政も地域も地元にある大手企業も学生も巻き込んでエコシステムが作られています。
子供の遊び場に使う段ボールをサンシャインシティのトイレットペーパーのたくさんの空き箱利用を利用し、提供された物資の配布場所として良品計画の休日で空いているオフィスのロビーを使うなど地元企業が大きな負担なくできそうな協力を得ていく様子は、社会課題と企業がつながるポイントだと思いました。
これからの時代、生活者にとって価値あるものを生み出し、提供していくには、共感を軸に様々な組織や個人が関わっていく必要があると思います。
これまでのようにそれぞれの利益を考えてジョイントやコラボをするだけではなく、生活価値を中心に相互に繋がっていくようなエコシステムが形成されることが大切だと思います。
そのためには、以下の6つが必要ではないかと今回のインタビューを通じて学びました。
- 社会や生活を良くしていく目的の創出
- その目的の共有・共感
- その目的に対して自分ができることから始める
- 取り組んでいる姿を見せる
- 遠慮せずできそうなことをお願いする
- 仲間と一緒に次の目的(ニーズ、課題)を作り出す